デンマーク生まれのモルソーの薪ストーブの特徴は何と言っても、160年以上の伝統の中で培われてきた伝統を感じさせる飽きのこないデザインと優れた機能性です。
単に伝統という言葉からイメージされるような時代を遡らなければいけないようなイメージではなくて、従来の薪ストーブのイメージを一新するかのような、身近でおしゃれなフォルマは、インテリアとしてもその存在感は十分なものです。
また、機能面でも、素材である鋳鉄への深い拘りを大切にしつつ、地球温暖化対策のために煙に含まれる微粒子を燃焼させる二次燃焼機能の搭載による環境保護への取り組みに代表されるような技術面での進化にも取り組み続けています。
一例をあげて見ますと、世界最大級のデザイン・コンペティションであるレッドドット・デザイン賞を受賞した7600シリーズは、世界中から注目を集める女性デザイナーであるMonica Ritterband氏によって創作されたものです。
彼女の持つ女性ならではの感性を活かしたデザインを武骨なイメージのある薪ストーブに持ち込んだ作品は、丸いフォルムの女性的なイメージを見る人に与えるもので、大きなガラス窓とともに、安らぎを伴った暖かさを与え続ける、まさに1人の女性を想像させるような芸術作品に仕上がりました。
一方で、側面、背面のトッププレートに二層構造が採用されていたり、熱量を調整できる便利な給気調整レバーの装備といった機能面をもないがしろにしていないものとなっています。
また、KarstenAagaard氏による7100シリーズは、伝統を踏襲しクラシカルで男性的なイメージを与えるものとなっています。バイキングをもイメージさせるようなスカンジナビアン・デザイン独特のシンプルさが特徴のスカンジナビアン・デザインと、平面的でエッジのとがったオールド・アメリカンの雰囲気が融合したものとなっています。また、灰の出し入れ専用ドアの採用等機能面でも充実したものとなっているのは言うまでもありません。
まさに、伝統と進化が融合した、至極の一品とも言えるのがモルソーの薪ストーブです。