こんにちは!
炎凸家でございます。

時々寒い日もありますが、4月!
徐々に暖かくなってきて最低気温が10度以下にならない日も段々と増えてきました。

こうなるといよいよ、薪ストーブもシーズンオフですね!
次、その次のシーズンに向けて薪を調達したり、薪ストーブのガラスや、煙突掃除をするにはピッタリの既設です!
炉内に積もった灰もシーズンオフには全て掃除してください!
灰が残っていると、夏場などに湿気を吸ってカビの温床になってしまいます。

そして、一番重要なのが煙突掃除!
頻度や使用した薪の状態にもよりますが、毎日使う訳ではなく、良く乾燥した薪をご使用頂いたお客様だと2、3年に1回煙突を掃除することがオススメです。
毎日薪ストーブを焚いて、まだまだ乾ききっていない薪をご使用頂いている場合だと、1年に1度煙突掃除をすることをオススメ致します!

煙突を掃除しないとどうなるの?

煙突を掃除しないといったいどうなるのでしょうか?
薪ストーブを使い始めたばかりのユーザーさんだと想像しにくいことだと思います。

煙突を掃除しないと、タールや煤が煙突内部にびっしり付着して、煙突内部を塞いで煙が逆流したり、上昇気流が上手く発生せず、温度が上がりにくくなってしまいます。
そして、最悪の場合煙道内火災に発展する可能でがあります。

上記写真の煙突もタールや煤がこびりついていますが、ひどいと完全に塞がっている煙突もあります。

なぜ煙突にタールや煤がつくの?

なぜ写真のようにタールや煤がつくのでしょうか?
薪を燃やした際に出てくる煙にはタール(ヤニなどの油)や煤が混じっています。
特にタールなどは針葉樹に多く含まれており、針葉樹が燃えやすいのは油を多く含んでいるからです。

薪ストーブがちゃんと使えていれば、煙に含まれているタールや煤ですらも、もう一度燃えて暖める力になってくれます。
それが薪ストーブの特徴である2次燃焼・3次燃焼と呼ばれる現象です。
体験したい方は薪ストーブを使用し始めたら一度煙突を見てください!
始めは、2次燃焼・3次燃焼が発生するほどの温度にはなっていないので、黒い煙がもくもくと出ていますが、2次燃焼・3次燃焼が機能していると、煙突からは黒い煙ではなく、白く透明な揺らぎが見えるはずです!

ただし、薪ストーブをちゃんと使えていないと、いつまでもタールや煤を含んだ煙が昇っていきます。
そうなると、通り道の煙突内部に段々と付着していき、最終的に詰まってしまいます。
お使いの薪ストーブは大丈夫ですか?

薪ストーブをちゃんと使うって?

薪ストーブをちゃんと使うといったいどのようにするのでしょうか。

まずは、しっかり空気を送り込む。
以外と多い原因で、空気を絞ると炎を揺らぎを楽しめます。
ただ、しっかり炎が産まれていない最初の状態で空気を絞ると、燃えるために必要な酸素が足りず、黒い煙ばかり出てきてしまいます。
しっかり空気を送り込んで薪を燃やすこと!

次に、空気を送り込むに近いことですが、生焼け状態の薪を作らない!
まだ少し燃えている状態の時に、寝る前や、出かける前に、空気のレバーを完全に閉めて消火していませんか?
空気がない状況だと、生焼け状態になりいっきに煙が出てきます。
薪ストーブの扉をしっかり閉めていれば、寝ている時でもお出掛けの時でも、空気を絞って消火しなくても大丈夫です!

次の原因は、乾燥しきってない薪を多く使用すること。
薪を燃やしている時にシューという音や白い煙が出ていませんか?
その場合は薪が乾ききっていない状態です!
水分を含んでいるので燃えにくく、その分煙の中のタールや煤を燃やす温度に達するのが遅くなってしまいます。

まとめ

今まで見てきて中で、お客様に該当する箇所はなかったでしょうか?
該当する箇所があった場合、たとえ1年目でも煙突内にタールや煤がこびりついている可能性があります。
煙突掃除自体はお客様自身でも可能です。
ただ、煙突掃除は屋根の上に登らないといけない場合が多く慣れていないと危険です。

煙突掃除でお悩みならお気軽に炎凸家までご相談ください!