こんばんは!
炎凸家の煙突掃除家です!

最近、薪ストーブを使っていて薪の燃えが悪いな…、煙が逆流してくるな…
なんてことになっていませんか?
今回、煙突掃除と同時にお客様より薪の燃焼が最近上手くいかないというご相談をお受けしていました!

そして、栃木県那須塩原市に煙突掃除にお伺いしました!
今回掃除した薪ストーブはバーモンドキャスティング アンコールエヴァーバーンになります。

煙突掃除

屋根の上に登ってみてびっくり!
タールや煤が煙突のTOPから漏れ出てしまっている状態でした…
TOPを外してみましたが、もうびっしりとタール・煤がついています。

煙突の中にもびっしりタール・煤が付いています。
このような状態だと、薪ストーブに必要なドラフトがうまく発生せず、燃やしてる薪が不完全燃焼に。
不完全燃焼の状態なので煙にタールや煤がいつもより含まれ更にこびりつき、ドラフトを妨げる負のスパイラルに陥ってしまいます。

煙突が詰まることによって引き起こされる問題はドラフトの機能不全だけでなく。
外の排出される煙が行き場をなくし、室内に逆流したり、最悪の場合は煙道内火災が考えられます。

煙道内火災

煙道内火災とはいったいなんでしょうか。
針葉樹を多く使ったり、乾燥していない薪を使用したり、前述の不完全燃焼をしたりすると。
薪から発生する煙には、タールや煤が多く含まれます。
煙に含まれたタールなどは以下の写真のように煙突内にへばり付きます。
へばり付いたタール等は実は可燃性の物質で、使用中に火の粉が煙突内に到達してしまった場合。
煙突内でタール等に火がついて、煙道内火災と呼ばれる症状が発生します。
これだけのタールがありますので、火力は凄く、シングル煙突だと溶けて穴が開いてしまう可能性があります。
ただ、煙道内火災の恐ろしい所はその気付きにくさにあります。

煙突に使用する部材はシングル煙突だけでなく、二重煙突と呼ばれる部材を使用します。(空気層や断熱材を使用した煙突)
その場合、穴が開いて見えることはまれなのです。
よくあるパターンが煙突のTOPの部分から火が吹き出していて、ご近所さんや通りすがりの人が気づいて初めて煙道内火災が発生していることに気が付くというパターンです。

もし、煙道内火災が発生した場合、絶対に水をかけて止めようとしないでください!
アツアツに熱せられた鋼鉄や石を急激に冷やすと割れ等の破損の原因になります。
空気を送る扉を閉め、酸素が薪ストーブに入らないようにすれば、火は消えます。
もしもの場合は慌てずに対処しましょう。

もしもの前に

上記のような自体を引き起こさない為に、定期的なメンテナンスは必須です!
煙突掃除はその一つ!
より快適に薪ストーブライフを楽しみましょう!

薪ストーブ煙突掃除をお考えでしたら、炎凸家にお任せください!
掃除完了です!